普及版 字通 「肄」の読み・字形・画数・意味
肄
13画
(異体字)肆
13画
[字訓] ならう
[説文解字]
[字形] 会意
字の正体はに作り、長毛の獣の尾をもつ形。呪霊のある獣によって呪儀を行い、災厄を人に移すことで、移されたものを隷という。肄は・肆の譌形とみられる。肄習・労苦の意がある。また長い枝の先をいう。肄余の意がある。
[訓義]
1. もとに作り、ころす、つらねる。
2. ならう、おさめる。
3. くるしむ。
4. ながいえだ、えださき、あまる。
5. しらべる。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕肄 マナブ・イタハル・アマル・ナラフ・ヒコバエ・アマレリ
[熟語]
肄儀▶・肄業▶・肄習▶・肄誦▶・肄治▶・肄武▶・肄練▶
[下接語]
教肄・講肄・習肄・条肄・請肄・闡肄・素肄
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報