肌刀(読み)ハダガタナ

デジタル大辞泉 「肌刀」の意味・読み・例文・類語

はだ‐がたな【肌刀/膚刀】

懐中に持つ小さな刀。懐剣ふところがたな
「懐を探しけるに、案のごとく―をさしてあり」〈浮・武家義理・二〉

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関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「肌刀」の意味・読み・例文・類語

はだ‐がたな【肌刀】

  1. 〘 名詞 〙 肌身につけて持っている懐剣
    1. [初出の実例]「肌刀(ハダカタナ)抜てかけ出る」(出典浮世草子武道伝来記(1687)五)

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