肘撓(読み)ひじたおる

精選版 日本国語大辞典 「肘撓」の意味・読み・例文・類語

ひじ‐たお・る ひぢたをる【肘撓】

〘自ラ四〙 =ひじたわる(肘撓)
※虎寛本狂言・雁盗人(室町末‐近世初)「左りへひぢたをらせらるれば、角から三軒目の新らしい家で御ざる」

ひじ‐たわ・る ひぢ‥【肘撓】

〘自ラ四〙 角(かど)を曲がる。折れ曲がる。ひじたおる。
狂言記磁石(1700)「見つけの町を一丁程いて、ひぢたわって、かどに大きな藪が有」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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