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発露 はつろ

妊娠・子育て用語辞典の解説

はつろ【発露】

分娩時、赤ちゃんの頭がから見えたままになった状態(ひっこまない)をいいます。もうすぐお誕生です。

出典 母子衛生研究会「赤ちゃん&子育てインフォ」指導/妊娠編:中林正雄(愛育病院院長)、子育て編:多田裕(東邦大学医学部名誉教授) 妊娠・子育て用語辞典について 情報

デジタル大辞泉の解説

はつ‐ろ【発露】

[名](スル)心の中にあるものや隠していたことがおもてに現れ出ること。また、現し出すこと。「真情を発露する」
「悪事忽ち―し遂に獄に繋がる」〈織田訳・花柳春話

ほつ‐ろ【発露】

犯した罪を隠さず告白すること。
「五体を地に投げ、―啼泣(ていきふ)し給ひしかば」〈平家・一〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

はつろ【発露 crowning】

分娩が進行して胎児が産道内を下降し,出口部すなわち腟口に見え隠れする状態(排臨)を経て,ついに陣痛の休止している時期(間欠時)にも中へ引き込まなくなった状態をいう。産婦の苦痛は頂点に達し,疼痛のために無意識にいきむようになり,ときに大声を発し,全身を痙攣けいれん)させるように腹圧をかける(いきむ)。これを戦慄陣痛という。経産婦では発の状態は瞬間的にすぎないが,初産婦ではこの期間が長く,数分から十数分に及ぶこともある。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

はつろ【発露】

( 名 ) スル
表面にあらわれること。また、隠していた事などがあらわれること。ほつろ。 「善意の-」 「其策の-せんことを恐れ/花柳春話 純一郎

ほつろ【発露】

( 名 ) スル
犯した罪を隠すことなくあらわすこと。はつろ。 「悪事を成して後は、-して咎を悔ゆ/正法眼蔵随聞記」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の発露の言及

【出産】より

…陣痛がさらに加わると,児頭は陰裂の間に陥入して間欠時にも後退しなくなる。これを発露(はつろ)という。ついで陣痛に加わった強い腹圧により児頭が娩出する。…

【排臨】より

…経産婦ではこの状態の期間は短く,まもなく胎児は娩出されるが,初産婦では外陰とくに会陰の筋肉および皮膚の抵抗が大きいために時間がかかる。この時期を過ぎて,胎児が腟口に露出し,陣痛間欠時にも引き込まなくなった状態を発露(はつろ)といい,まもなく胎児は娩出されるが,排臨から発露にかけては陣痛が著しく,会陰の伸展も高度となるため,産婦の苦痛は頂点に達する。一方,胎児は長時間の分娩経過を経て,娩出直前に強い圧迫を受ける時期なので,この時期が長引くと低酸素状態となり,胎児仮死という状態になりやすい。…

※「発露」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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