肝臓カテーテル法(読み)かんぞうカテーテルほう(その他表記)hepatic vein catheterization

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「肝臓カテーテル法」の意味・わかりやすい解説

肝臓カテーテル法
かんぞうカテーテルほう
hepatic vein catheterization

肘または大腿などの末梢静脈から,細いカテーテル下大静脈を経て肝静脈に入れ,直接に肝臓から出た血液を採取して,肝臓の血流量,肝臓の内圧,肝臓の代謝機能などを調べる方法。カテーテルから造影剤を注入してX線撮影を行い,肝臓内の血管造影をすることもある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android