肝臓茸(読み)カンゾウタケ

デジタル大辞泉 「肝臓茸」の意味・読み・例文・類語

かんぞう‐たけ〔カンザウ‐〕【肝臓×茸】

カンゾウタケ科のキノコ雨季シイなど広葉樹の幹に発生する。直径約10~20センチ、表面暗赤色をし、形や色が肝臓に似る。食用

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「肝臓茸」の意味・読み・例文・類語

かんぞう‐たけカンザウ‥【肝臓茸】

  1. 〘 名詞 〙 担子菌類のカンゾウタケ科のキノコ。世界中に分布し、梅雨の頃、広葉樹の大木に生える。傘は径一〇~二〇センチメートルになり、表面は暗赤色で、細かい粒々が密生する。肉は堅くしなやかで鮮紅色を呈し、血液状の汁液を含む。形や色が肝臓に似ているところからこの名がある。食用。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android