肥後こま(読み)ひごこま

事典 日本の地域ブランド・名産品 「肥後こま」の解説

肥後こま[人形・玩具]
ひごこま

九州・沖縄地方、熊本県の地域ブランド。
熊本市で製作されている。江戸時代武家の子どもの遊びとして始まった。江戸時代末期には遊びごまと曲ごまとが庶民の間で遊ばれるようになった。筆で頭の部分に赤・黒・緑・黄と南国的な鮮やかな色付けをするが、外側は必ず白い木地のままにしておくのが特徴。伐採後5年から10年乾燥させた椿・サルスベリなどを材料とする。チョンカケごまは、肥後こまの代表的なもので、紐を使って空中で回して遊ぶ。その遊び方を伝承するため、肥後こま保存会がある。熊本県伝統工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む