肩が怒る(読み)カタガイカル

デジタル大辞泉 「肩が怒る」の意味・読み・例文・類語

かたいか・る

肩が高く張っている。
得意な気持ちになる。肩身が広くなる。
「お供についたわしらまで、ほんに―・ったに」〈浄・卯月の潤色

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「肩が怒る」の意味・読み・例文・類語

かた【肩】 が 怒(いか)

  1. 肩がかどばっている。怒り肩になっている。肩が張る。
    1. [初出の実例]「鳶肩たる人の、年わかくして、肩なんどのいかりてあるをば」(出典:四河入海(17C前)一九)
  2. ( 肩が上がってかどばったさまになる意から ) 得意な気持になる。肩身が広くなる。肩身が怒る。
    1. [初出の実例]「いかなものでも見かへりて、おともについたわしらまで、ほんにかたがいかったに」(出典:浄瑠璃・卯月の潤色(1707頃)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む