肩身(読み)カタミ

デジタル大辞泉 「肩身」の意味・読み・例文・類語

かた‐み【肩身】

肩と身。からだ。「肩身をすぼめる」
世間他人に対する面目
[類語](1双肩肩肘/(2名聞面目めんぼく体面面子メンツ一分いちぶん沽券こけん声価信用信望しん信頼信任人望定評評判暖簾のれん覚え名望声望徳望人気魅力受け名声美名見栄みえ面皮世間体体裁

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「肩身」の意味・読み・例文・類語

かた‐み【肩身】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 肩と身。からだ。
    1. [初出の実例]「げにことはりや、とてもかたみ計(ばかり)がうかうかと、ながらへはつる身はばなし」(出典浄瑠璃薩摩歌(1711頃)中)
  3. 他人に対する面目。
    1. [初出の実例]「我が身のみすぼらしきに姉の肩身を思ひやりて」(出典:大つごもり(1894)〈樋口一葉〉下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android