肩継(読み)かたつぎ

精選版 日本国語大辞典 「肩継」の意味・読み・例文・類語

かた‐つぎ【肩継】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 衣服の肩の部分を補強するために布切れを縫いつけること。また、その布切れ。
    1. [初出の実例]「肩継は昔の袈裟か新帋衣〈林子〉」(出典:俳諧・北国曲(1722)二)
  3. かたぐるま(肩車)
    1. [初出の実例]「扨おさないが、かたつぎしてたはふれの、こふかのごんごりの、こいといふ名は耳に立つ」(出典:浄瑠璃・以呂波物語(1684頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android