肺がんの早期発見(読み)はいがんのそうきはっけん

家庭医学館 「肺がんの早期発見」の解説

はいがんのそうきはっけん【肺がんの早期発見】

 肺がんの発見が遅れるいちばんの原因は、その早期には自覚症状がないためです。しかし、たんに血がまじってからあわてても遅いのです。
 そのため、職場で行なわれる毎年の検診で、かならず胸部X線撮影を受けましょう。
 また、家庭の主婦や職場検診を受ける機会がない人は、市町村が行なう住民検診を忘れずに受けてください。
 これらが受けられなければ、お金を払っても、人間ドックを受けるようにしてください。ヘリカルCTといって、X線をあまり浴びずに肺の中をすみずみまで検査できる方法も始められています。
 肺がんの集団検診では、肺がんの高危険群(ハイリスクグループ)ということばが使われます。これは40歳以上の男女で6か月以内に血(けっ)たんがあった人、あるいは50歳以上の男女で1日の平均喫煙本数と喫煙年数をかけ算(喫煙指数)して600以上になる人たちをさしています。
 たとえば、20歳から毎日平均40本タバコを吸って、現在の年齢が50歳なら40(本)×30(年)=1200になります。
 このような人は、とにかく検診を受けてください。自分の命は、結局は、自分で守るしかありません。

出典 小学館家庭医学館について 情報

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