背撓馬(読み)せたらうま

精選版 日本国語大辞典 「背撓馬」の意味・読み・例文・類語

せたら‐うま【背撓馬】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 背がくぼみゆがんで鞍(くら)や荷が落ち着かない馬。せたおうま。〔書言字考節用集(1717)〕
    1. [初出の実例]「さながら逸(それ)の背撓馬(セタラウマ)、肌背たゆらに躍らせて、南をさして飛び去りぬ」(出典:二十五絃(1905)〈薄田泣菫金剛山の歌)
  3. やせて背骨の出ている馬。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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