背負い出す(読み)しょいだす

精選版 日本国語大辞典 「背負い出す」の意味・読み・例文・類語

しょい‐だ・すしょひ‥【背負出】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙
  2. 背中に負って外へ出す。
    1. [初出の実例]「自己(おいら)鍋釜や薬鑵といふ、些(ちっ)銭目のものを背負(ショ)ひ出さう」(出典:人情本・花筐(1841)四)
  3. 背負うことを始める。せおい始める。
    1. [初出の実例]「飯を食へば膳をつき出してモウ嬰児を脊負出(ショイダ)す」(出典:滑稽本浮世風呂(1809‐13)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む