精選版 日本国語大辞典「鍋釜」の解説
なべ‐かま【鍋釜】
〘名〙
※名語記(1275)二「わざと鍋釜にいれて、わかせる湯」
② 茶湯釜の一種。鍋の形をした釜。
※宗及茶湯日記(他会記)‐元亀三年(1572)八月三日「風炉 なへ釜一つ」
③ 女陰の異称。
※浄瑠璃・酒呑童子枕言葉(1710頃)二「なんじゃわってのくだいての、二つにも三ッつにもなべかまはこなたの、われてもわしはかまはぬが」
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