背高鈴虫草(読み)せいたかすずむしそう

精選版 日本国語大辞典 「背高鈴虫草」の意味・読み・例文・類語

せいたか‐すずむしそう‥すずむしサウ【背高鈴虫草】

  1. 〘 名詞 〙 ラン科多年草各地の森林内に生育し、まれに栽培もされる。高さ約四〇センチメートル。球状の偽球があり、長さ二〇センチメートルぐらいの長楕円形の葉が二枚根生する。六~八月、茎の先に淡緑色、またはやや紫色を帯びた総状花を十数個つける。唇弁は大きく、萼片花弁糸状で、花全体の様子昆虫のように見える。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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