ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「胚盤葉」の意味・わかりやすい解説 胚盤葉はいばんようblastoderm 動物の卵で,特に分裂を行う部分が一局部に限られていて,小盤状の胚を生じてくるとき,これを胚盤葉または胚葉盤という。卵黄が極度に多い鳥類,魚類,爬虫類などの卵でみられる。昆虫卵では表面のみが多数の核をもつ分裂部域となるが,この表層全体をやはり胚盤葉と呼ぶ。胚盤葉はしばしば,単に胚盤ともいわれる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by