(読み)カイガネ

デジタル大辞泉 「胛」の意味・読み・例文・類語

かいがね【×胛】

肩甲骨けんこうこつ貝殻骨
「わたり七寸ばかりなる雁俣を以て、―よりの下へ、かけずふっと射通さるる」〈太平記・三三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「胛」の意味・読み・例文・類語

かいがね【胛】

  1. 〘 名詞 〙 両肩のうしろの、骨の高くなっている部分。肩胛骨(けんこうこつ)かいがらぼね。かりがねぼね。
    1. [初出の実例]「胛 四声字苑云胛〈甲反和名加伊加禰〉肩之下也」(出典:二十巻本和名抄(934頃)三)

かりがね【胛】

  1. 〘 名詞 〙 「かいがね(胛)」の変化した語。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む