日本歴史地名大系 「胡屋村」の解説 胡屋村ぐやむら 沖縄県:沖縄島中部沖縄市胡屋村[現在地名]沖縄市胡屋(ごや)一―七丁目・中央(ちゆうおう)一―四丁目・園田(そのだ)一―二丁目仲宗根(なかずに)村の南にある。当村の丘陵地帯に源を発した比謝(ひじや)川が北東へ流れる。越来(ぐいーく)間切に属する。村名は呉屋とも記される。絵図郷村帳には「ごや」、琉球国高究帳には「ご屋村」とあり、琉球国高究帳では仲宗根村と一村として扱われる。里積記によれば田畑とも中の村位である。脇地頭は乾隆一五年(一七五〇)から同二一年にかけて楊大壮胡屋親雲上(楊氏名嘉地家四代)の(楊姓名嘉地家家譜)、その後年代は不明だが呉屋親雲上朝岳(向氏呉屋家初代)の任職が確認できる(向姓呉屋家家譜)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報