胡桃ヶ谷(読み)くるみがやつ

日本歴史地名大系 「胡桃ヶ谷」の解説

胡桃ヶ谷
くるみがやつ

[現在地名]鎌倉市浄明寺

浄妙じようみよう寺の東の谷、大楽だいらく寺の旧地。阿弥陀表書奥書(県史二)の表書に「弘安四年閏七月、クルミノ谷用之」とあるように、この谷名は、のち二階堂にかいどうに移った胡桃山千秋大楽寺のことをさす場合が多い。「常楽記」嘉暦元年(一三二六)四月一一日条には「胡桃谷唯住房他界」とあり、文明一八年(一四八六)初冬に鎌倉を訪れた道興は「廻国雑記」に

<資料は省略されています>

と詠んでいる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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