胸が合う(読み)むねがあう

精選版 日本国語大辞典 「胸が合う」の意味・読み・例文・類語

むね【胸】 が 合(あ)

衣服の胸の部分が重なり合う。
古今六帖(976‐987頃)五「みちのくのけふのさ布のほどせばみまたむねあはぬ恋もするかな」
② 心と心とが合う。気持が通じ合う。調子が合う。
浮世草子・風流曲三味線(1706)五「物堅き咄し一ツも胸があはばこそ、扇を使ふて欠伸をくろめ、さまざま窮屈がる身振り」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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