能動衛星(読み)ノウドウエイセイ

デジタル大辞泉 「能動衛星」の意味・読み・例文・類語

のうどう‐えいせい〔‐ヱイセイ〕【能動衛星】

宇宙中継放送に使用する人工衛星の一。増幅器中継器を搭載し、地上から送られる電波を増強して送信するもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「能動衛星」の意味・読み・例文・類語

のうどう‐えいせい‥ヱイセイ【能動衛星】

  1. 〘 名詞 〙 宇宙中継放送に用いられる人工衛星の一つ。アンテナおよび内部に組み込まれた増幅器により、地上から送られてくる電波を強めて地上に送り返すことのできる衛星。電波を反射させるだけの受動衛星に対していう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の能動衛星の言及

【通信衛星】より

…衛星通信に用いる人工衛星。初期には電波を反射させるだけの受動衛星エコーが打ち上げられたが,その後の通信衛星はすべて能動衛星である。能動衛星は,アンテナおよび増幅器をもち,地上からきた微弱な電波をアンテナで受けて増幅し,再びアンテナで地上に向けて送出する。…

※「能動衛星」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android