中継器(読み)ちゅうけいき(英語表記)repeater

翻訳|repeater

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

中継器
ちゅうけいき
repeater

遠距離に電気通信信号を送る場合,途中に置く増幅器中継器という。ケーブルや無線電波で情報信号を伝送するとき,距離が長くなると信号が減衰して弱まるので,途中に中継器を入れて増幅する。長距離の通信に広く用いられる同軸ケーブルでは 1.5~3kmごとに,マイクロ波では約 50kmごとに中継される。

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世界大百科事典 第2版の解説

ちゅうけいき【中継器 repeater】

信号を長距離伝送する場合に,伝送路の途中に適宜挿入し,伝送路にて発生した信号の損失やひずみを補償する装置。空間を伝送媒体とする無線中継器および同軸ケーブルや光ファイバーケーブルなどの有線を媒体とする有線中継器がある。また伝送方式によって,アナログ中継器ディジタル中継器に分類される。アナログ中継器は,伝送路の損失やひずみを補償する利得をもつ線形増幅器であり,回路規模は小さいが,中継器を多段接続したときに,各中継器にて発生した雑音やひずみが相加される。

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世界大百科事典内の中継器の言及

【中継】より

…中継には,通信伝送系において信号の減衰を補償するための中継器,通信網においてトラヒック処理を効率的に実行するための中継交換,機種が異なる情報処理システム間を結合するための中継コンピューターなど,対象によりいろいろな意味がある。
[中継器repeater]
 通信伝送路の線路損失により減衰した通信信号を補償するために,一定間隔ごとに挿入した増幅回路を中継器という。中継器
[中継交換transit switching]
 通信回線はなるべく多くの人々に共用させたほうが使用効率が向上する。…

【中継】より

…中継には,通信伝送系において信号の減衰を補償するための中継器,通信網においてトラヒック処理を効率的に実行するための中継交換,機種が異なる情報処理システム間を結合するための中継コンピューターなど,対象によりいろいろな意味がある。
[中継器repeater]
 通信伝送路の線路損失により減衰した通信信号を補償するために,一定間隔ごとに挿入した増幅回路を中継器という。…

※「中継器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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