脆安銀鉱(読み)ぜいあんぎんこう(その他表記)stephanite

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「脆安銀鉱」の意味・わかりやすい解説

脆安銀鉱
ぜいあんぎんこう
stephanite

Ag5SbS4脆銀鉱ともいう。斜方晶系双晶十字形をなす。結晶柱状,断口亜貝殻状でもろい。硬度2~2.5,比重 6.25。金属光沢,暗褐色,条痕は鉄黒色。不透明。銀鉱床に産する。閉管中で熱すると爆裂し,溶融する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 銀鉱物 脆銀鉱

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android