脇障子(読み)ワキショウジ

デジタル大辞泉 「脇障子」の意味・読み・例文・類語

わき‐しょうじ〔‐シヤウジ〕【脇障子】

神社書院側面の縁の、行き止まりの所に設ける衝立ついたて状の仕切り。

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精選版 日本国語大辞典 「脇障子」の意味・読み・例文・類語

わき‐しょうじ‥シャウジ【脇障子】

  1. 〘 名詞 〙 神社などで、側面の縁側に立てた仕切りの板障子。
    1. 脇障子〈滋賀県園城寺新羅善神堂〉
      脇障子〈滋賀県園城寺新羅善神堂〉
    2. [初出の実例]「一、脇障子柱太さ、大床柱大面の内」(出典:匠明(1608‐10)社記集)

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世界大百科事典(旧版)内の脇障子の言及

【社寺建築構造】より

…小規模な神社本殿の縁は,前と左右だけで,背部に回らないものが多く,左右の縁の後方に衝立(ついたて)のような仕切りをつくる。これを脇障子(わきしようじ)といい,上に竹の節欄間をつくる。
[窓]
 神社本殿はのないものを原則とする。…

※「脇障子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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