脛齧(読み)すねかじり

精選版 日本国語大辞典 「脛齧」の意味・読み・例文・類語

すね‐かじり【脛齧】

〘名〙 自活しないで、親などから生活費学費をもらって暮らしていること。また、その人。すねっかじり。〔諺苑(1797)〕
※人間嫌ひ(1949)〈正宗白鳥〉「自分の貯蓄くらゐは東京では急速に費ひ尽されるので、つまりは父の脛噛(スネカジ)りをするやうになったのだ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android