脱然(読み)だつぜん

精選版 日本国語大辞典 「脱然」の意味・読み・例文・類語

だつ‐ぜん【脱然】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 すべて抜け去るさま。
    1. [初出の実例]「既入先師之室、脱然超逸、不測量」(出典:東海一漚集(1375頃)三・祭天菴和尚)
    2. [その他の文献]〔春秋公羊伝‐昭公一九年〕

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普及版 字通 「脱然」の読み・字形・画数・意味

【脱然】だつぜん

すっきりする。病が治る。〔公羊伝、昭十九年〕樂正子春の疾をるや、復た一を加ふれば、則ち然として(い)ゆ。復た一を損すれば、則ち然としてゆ。

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