ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「腎機能検査法」の意味・わかりやすい解説 腎機能検査法じんきのうけんさほう 腎臓機能の臨床検査法には種々あるが,部位別に次の4つに大別される。 (1) 腎臓の血行機能に関するもの 腎血流量,腎血漿流量の測定,腎動脈撮影法など。 (2) 糸球体機能に関するもの 糸球体ろ過値,ろ過率,クレアチニンおよび尿素クリアランス,血中残余窒素,尿素窒素の測定,血中クレアチニン,尿中蛋白の検査など。 (3) 尿細管機能に関するもの PSP試験,パラアミノ馬尿酸ソーダ・クリアランス試験,希釈濃縮試験,尿浸透圧測定,レノグラム,静脈性腎盂撮影法など。 (4) 腎生検法 (→生検 ) 。必要に応じて,これらのいくつかを選択して検査する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by