腑分(読み)ふわけ

精選版 日本国語大辞典 「腑分」の意味・読み・例文・類語

ふ‐わけ【腑分】

〘名〙
解剖のこと。
※俳諧・武玉川(1750‐76)一八「腑分の戻り傾城をかふ」
② 転じて、詳細に分析すること。
※頽廃の根源について(1953)〈小田切秀雄〉一「屈服とないまぜになっているものの立ち入ったふわけをも含めて」

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