腑抜(読み)ふぬけ

精選版 日本国語大辞典の解説

ふ‐ぬけ【腑抜】

〘名〙 (形動) (はらわたを抜き取られた状態の意から) 気持がしっかりしていないこと。意気地のないこと。また、そのさま。腰抜け。まぬけ。
※俳諧・崑山集(1651)一一「やまけこえて色葉みさるはふぬけ哉〈宣安〉」
※忘却の河(1963)〈福永武彦〉一「戦友が死んだあと腑抜けみたいになって」

ふ‐ぬ・ける【腑抜】

〘自カ下一〙 はらわたが抜き取られたような状態になる。気力がなくなる。
※法廷(1938)〈富沢有為男〉「腑抜(フヌ)けた様子で臼田氏に呼ばれて立った重兵衛は」

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