腑抜(読み)ふぬけ

精選版 日本国語大辞典 「腑抜」の意味・読み・例文・類語

ふ‐ぬけ【腑抜】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( はらわたを抜き取られた状態の意から ) 気持がしっかりしていないこと。意気地のないこと。また、そのさま。腰抜け。まぬけ。
    1. [初出の実例]「やまけこえて色葉みさるはふぬけ哉〈宣安〉」(出典:俳諧・崑山集(1651)一一)
    2. 「戦友が死んだあと腑抜けみたいになって」(出典:忘却の河(1963)〈福永武彦〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む