腰に付ける(読み)こしにつける

精選版 日本国語大辞典 「腰に付ける」の意味・読み・例文・類語

こし【腰】 に 付(つ)ける

  1. 物を腰に取りつける。
    1. [初出の実例]「腰に付たる弓袋より御首御前に指あぐれば」(出典:浄瑠璃・本朝三国志(1719)一)
  2. 自分の腰に付けているように人を自由に扱う。自分の手中のものとする。腰に下げる。腰に着ている。
    1. [初出の実例]「君の抜作(ぬけさく)成事をこしにつけてやがて主の国を我物にせんとたくむ」(出典浮世草子・人倫糸屑(1688)逆臣)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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