腰掛松(読み)コシカケマツ

デジタル大辞泉 「腰掛松」の意味・読み・例文・類語

こしかけ‐まつ【腰掛(け)松】

腰掛けとするのに都合のよい枝ぶりの松。
有名な人が腰掛けたという伝説の松。
「金が崎には義貞の―」〈浄・反魂香

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「腰掛松」の意味・読み・例文・類語

こしかけ‐まつ【腰掛松】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 幹や枝ぶりが腰掛のような形をした松。
  3. 有名な人が腰掛けたという伝説を持つ松。また、その伝説。
    1. [初出の実例]「むかし弁慶東くだり時爰に休みし所とて腰懸(コシカケ)松さもあるべき大木の枝を垂れて残れり」(出典:一目玉鉾(1689)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む