腰羽目(読み)コシバメ

精選版 日本国語大辞典 「腰羽目」の意味・読み・例文・類語

こし‐ばめ【腰羽目】

  1. 〘 名詞 〙 壁の腰の部分に張った羽目板。一メートル程度の高さのものが多い。
    1. [初出の実例]「前面は腰羽目(コシバメ)附き一面の中窓」(出典:歌舞伎・夢結蝶鳥追(雪駄直)(1856)二幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の腰羽目の言及

【羽目板】より

…板を張る方向によって横羽目と竪(たて)羽目とがあり,竪羽目の場合は板の接ぎ目に目板(めいた)を打つものもある。壁の下方1mくらいに張った場合は腰羽目という。横板張りで板を少しずつ重ねて羽重ねに張るものは下見板といい,羽目板とは区別する。…

※「腰羽目」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android