雪駄直(読み)せったなおし

精選版 日本国語大辞典 「雪駄直」の意味・読み・例文・類語

せった‐なおし‥なほし【雪駄直】

  1. 〘 名詞 〙 雪駄破損を修繕すること。また、それを業とする人。せきだなおし。でいでい。
    1. [初出の実例]「雪踏直しは、編笠を着てぬりたる箱を荷(かつ)ぎ」(出典随筆・見た京物語(1781))

せきだ‐なおし‥なほし【雪駄直】

  1. 〘 名詞 〙 雪駄(せった)の破損をつくろうこと。また、その職人。せったなおし。
    1. [初出の実例]「せきだなをしと人ごとに」(出典:歌舞伎・いとなみ六方(1674頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android