腸溶製剤(読み)ちょうようせいざい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「腸溶製剤」の意味・わかりやすい解説

腸溶製剤
ちょうようせいざい

胃では崩壊せず、腸に移行して初めて崩壊する製剤酸性胃液では溶解せずアルカリ性の腸液中で溶解する被膜を施したり、カプセルそのものを腸溶性にして製した内用固形製剤で、細粒剤、顆粒(かりゅう)剤、丸剤、錠剤、カプセル剤のほか、マイクロカプセル化したものもある。胃液の酸性で失効する薬物あるいは胃障害をおこす薬物、または腸内へ高濃度に移行させたい薬物の投与形態として繁用されている。また、腸溶皮膜は持効性製剤のコーティング剤としても用いられる。古くはセラックが腸溶皮膜として用いられたが、最近では酢酸フタル酸セルロースCAP)、セルロース・ヒドロキシプロピルメチル・フタレートなどセルロース誘導体がよく使用される。

[幸保文治]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む