膏薬病(読み)こうやくびょう

精選版 日本国語大辞典 「膏薬病」の意味・読み・例文・類語

こうやく‐びょうカウヤクビャウ【膏薬病】

  1. 〘 名詞 〙 キクラゲ仲間の菌がカイガラムシと共生して植物を犯す病気。木の枝や幹に膏薬状やビロード状に灰色や紫褐色の菌体が密着し、カイガラムシを保護する役目をし、カイガラムシが樹液を吸って植物を弱らせるもの。ウメモモミカンクワなどに生じる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android