膨張性粘土鉱物(読み)ぼうちょうせいねんどこうぶつ

最新 地学事典 「膨張性粘土鉱物」の解説

ぼうちょうせいねんどこうぶつ
膨張性粘土鉱物

Expandable clay minerals

層間に水や有機物分子がはいって複合体を作り,それによって底面間隔が膨張する粘土鉱物。2:1層状珪酸塩に属する粘土鉱物ではスメクタイト族の各鉱物とバーミキュライトが膨張性を示す。1:1層状珪酸塩鉱物ではハロイサイトが膨張性を示す。スメクタイトは約1.5nmの底面間隔を示すが,エチレングリコール処理で約1.7nmに膨張する。この性質が粘土の環境物質,化学工業原料,泥水用粘土としての重要性の原因であり,地すべり土木工事の際の障害になることもある。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 上原

政府首脳が外国を訪問した際の会談内容や合意事項を記した外交文書。法的拘束力は持たないが,その内容は両国を事実上拘束する。類似のものに共同発表 joint statementがあるが,これはより記録的な...

共同声明の用語解説を読む