精選版 日本国語大辞典 「臥る」の意味・読み・例文・類語 こや・る【臥】 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 臥(ふ)す。横になる。[初出の実例]「槻弓(つくゆみ)の 許夜流(コヤル)伏(こや)りも 梓弓 立てり立てりも 後も取り見る 思ひ妻あはれ」(出典:古事記(712)下・歌謡)臥るの補助注記「古事記」にしか見られない語。「こゆ(臥)」から派生したと考えられるが、挙例では槻弓が横にころがっているさまを擬人的に表現し、「梓弓立てり立てりも」と対であるところから、「こゆ」の存続態を表わしているか。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例