精選版 日本国語大辞典 「自力本願」の意味・読み・例文・類語
じりき‐ほんがん‥ホングヮン【自力本願】
- 〘 名詞 〙 他を頼まず、自分ひとりの力で本望を達成すること。
- [初出の実例]「『神や仏によって安心を求めるとか、現世の苦患を避けるとかいふ気には、今のところなれないんです』『自力本願かね』」(出典:美しい墓地からの眺め(1948)〈尾崎一雄〉四)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...