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自律神経節遮断剤 じりつしんけいせつしゃだんざいganglion blocking agents

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

自律神経節遮断剤
じりつしんけいせつしゃだんざい
ganglion blocking agents

単に節遮断剤ともいう。自律神経節に作用して神経節シナプスの伝達を遮断する薬剤である。脱分極性と非脱分極性とに分けられる。臨床的には高血圧症,末梢循環障害,胃・十二指腸潰瘍などに用いられる。副作用は一般に強く,ヘキサメトニウムでは視力障害,口渇,起立性低血圧がある。 (1) 脱分極性節遮断剤 シナプス後膜の持続的脱分極を起して節の伝達を抑制するもの。ニコチンなど。 (2) 非脱分極性節遮断剤 シナプス後膜の受容体において,伝達物質のアセチルコリンと競合的に拮抗することにより伝達を抑制するもの。競合的節遮断剤ともいう。4級アンモニウム構造をもつヘキサメトニウム,スキサメトニウム,2級アミンのメカミラミン,スルフォニウム構造をもつカンフルスルフォン酸トリメタファン,テトラエチルアンモニウム塩などがある。

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