自治体外交(読み)じちたいがいこう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「自治体外交」の意味・わかりやすい解説

自治体外交
じちたいがいこう

自治体が独自に国境を越えて結び付き,人的・社会的交流を通じて地球規模の情報の交流・開発を行なうこと。その内容は地域づくり,自治体づくりをめぐって経済,技術,医療福祉,環境,文化,教育,スポーツなど多様な領域に及ぶ。今日,相互依存相互浸透といわれるほど社会自体の国際化が進んでいるが,こうした時代には国家対国家の伝統的外交にとどまらず,市民,企業,自治体,都市など多様な外交主体が相互交流を通じて地球市民地球環境形成を行なうことが大切である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む