デジタル大辞泉
「自然的短音階」の意味・読み・例文・類語
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しぜんてき‐たんおんかい【自然的短音階】
- 〘 名詞 〙 ( [英語] natural minor scale の訳語 ) 短音階の一つ。第二音と第三音の間および第五音と第六音の間に半音をもち、他は全音の七音音階。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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自然的短音階 [natural minor scale]
第2音と第3音の間、第5音と第6音の間が半音で、他は全音の、7つの音からなる短音階(マイナースケール)のこと。短音階(マイナースケール)には他に、和声的短音階(ハーモニックマイナースケール)と旋律的短音階(メロディックマイナースケール)がある。
出典 (株)ヤマハミュージックメディア音楽用語ダスについて 情報
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世界大百科事典(旧版)内の自然的短音階の言及
【音階】より
…なお短音階においては,エオリア旋法から由来した(自然的)短音階は和声的音楽に適合させるために変形されて,長音階と同じように主音に向かって上行する導音を含む和声的短音階(図3)を生み,さらにこの導音を含みながらも旋律的な進行をなしうるために,旋律的短音階(図4)の上行形という新しい形を生んだ。旋律的短音階の下行形は自然的短音階と同じである。 これらの主として全音からなる長と短の7音音階は全音階と呼ばれるが,18~19世紀以後の音楽にはこの全音階の色づけとして半音が多く用いられるようになった。…
※「自然的短音階」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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