ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「自記気象計」の意味・わかりやすい解説 自記気象計じききしょうけいmeteorograph 気圧や温度などを自動的に紙に記録する装置。気象観測が遠隔測定化される 1980年代以前に用いられた。おもに時計仕掛けによって自記紙を動かし,その上に各時刻における気圧や温度等の気象要素を記録した。連続的に観測でき,夜間も人手を介さず記録されるが,自記時計の精度や自記紙の交換等,気象計の精度を保つために,日常的に保守する必要があった。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by