自転車レーン(読み)じてんしゃれーん

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

自転車レーン
じてんしゃれーん

自動車道路において自転車のみが通行できる通行帯。車道とは白線や路面の着色などで視覚的に区分されている。正式名称は「自転車専用通行帯」で、「道路交通法によって車道上の自転車通行部分と指定された専用通行帯」と定義される。なお、縁石などで車道や歩道と完全に分けた自転車用の通行帯や独立して設けられる自転車専用道路は自転車レーンとは区別され、「自転車道」とよばれる。
 環境や健康への関心の高まりや都心部の交通渋滞を解消するため、世界の大都市では、21世紀に入って、自転車を都市交通の重要な担い手として位置づけるところが激増し、ロンドン、パリ、ニューヨークなどで自転車レーンの整備が一気に進んでいる。日本では、自動車中心の道路施策が続いているため、欧米の先進都市に比べると整備は遅れている。[佐滝剛弘]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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