臭素化油(読み)しゅうそかゆ(その他表記)brominated oil

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「臭素化油」の意味・わかりやすい解説

臭素化油
しゅうそかゆ
brominated oil

オリーブ油ごま油などの植物油臭素を付加してつくられる油。比重約 1.3。乳化香料の調合原料として比重調整と均一な分散目的に使われる。 1945年頃から清涼飲料に広く使われてきたが,大量では有害であることがわかり,71年食品添加物としての使用が禁止された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android