臭素化油(読み)しゅうそかゆ(英語表記)brominated oil

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「臭素化油」の意味・わかりやすい解説

臭素化油
しゅうそかゆ
brominated oil

オリーブ油ごま油などの植物油臭素を付加してつくられる油。比重約 1.3。乳化香料の調合原料として比重調整と均一な分散目的に使われる。 1945年頃から清涼飲料に広く使われてきたが,大量では有害であることがわかり,71年食品添加物としての使用が禁止された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android