至境(読み)シキョウ

デジタル大辞泉 「至境」の意味・読み・例文・類語

し‐きょう〔‐キヤウ〕【至境】

到達することのできる最高の境地。「芸道至境をきわめる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「至境」の意味・読み・例文・類語

し‐きょう‥キャウ【至境】

  1. 〘 名詞 〙 最もすぐれた境地。究極最高のところ。
    1. [初出の実例]「痛快なる悟りを得て歓天喜地の至境に達したのさ」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android