至妙(読み)シミョウ

デジタル大辞泉 「至妙」の意味・読み・例文・類語

し‐みょう〔‐メウ〕【至妙】

[名・形動]この上なく巧みなこと。また、そのさま。絶妙。「至妙の芸」

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精選版 日本国語大辞典 「至妙」の意味・読み・例文・類語

し‐みょう‥メウ【至妙】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) この上もなくすぐれて、たくみなこと。きわめて味わいがあること。きわめてふしぎなこと。また、そのさま。極妙。
    1. [初出の実例]「しかあれば行持の至妙は不離叢林なり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)行持上)
    2. 「声掛け合うて、右に受け、又左に流す至妙(シメウ)の働き」(出典人情本・貞操婦女八賢誌(1834‐48頃)三)
    3. [その他の文献]〔曹植‐七啓〕

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普及版 字通 「至妙」の読み・字形・画数・意味

【至妙】しみよう

極妙。

字通「至」の項目を見る

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