


ほ地のごときなり。象形」といい、鳥が地に下る象とする。この字解は、不字条十二上に「鳥飛んで上
し、下り來(きた)らざるなり。一に從ふ。一は
ほ天のごときなり。象形」とあるものと対応するものであるが、不は
柎(がくふ)の象。そのふくらむものは胚胎(はいたい)の丕(ひ)、実ってはじけるのは剖判の
(ほう)。不・丕・否は一系をなす字である。至は矢の至るところによって地を卜し、そこに建物などを営んだ。それで室・屋・臺(台)などの字は至に従い、また一系をなす。〔説文〕は不・至の両部を連ね、字義に関連があるとするが、字の初形に即するものではない。
(じつ)など五字を属し、〔玉
〕になお四字を加える。室・屋も至の字義に従う字で、いずれも神を祀るところをいう。
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など十九字を収める。致の金文は攴(ぼく)ではなく人に従い、その場に至り、また致送することをいう。
は禾(か)を穫るかま、これで穫ることを
(か)るといい、ともにその擬声語である。
tjieiは声義近く、
(てい)とはその根底に達することをいう。致tietは至の他動詞的な語であろう。室sjiet、窒tietは至の声義を承け、神聖のために占地して、その室屋を設けることをいう。
▶・至願▶・至貴▶・至機▶・至義▶・至急▶・至虚▶・至彊▶・至
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至・夏至・四至・始至・時至・情至・神至・臻至・親至・長至・冬至・乃至・二至・日至・必至・鳳至・両至・
至・累至出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...