至純・至醇(読み)しじゅん

精選版 日本国語大辞典 「至純・至醇」の意味・読み・例文・類語

し‐じゅん【至純・至醇】

〘名〙 (形動) きわめて純粋なこと。まったくまじりけのないこと。また、そのさま。
日本道徳論(1887)〈西村茂樹〉三「儒道は固より世界大教の一にして至正至醇の理を具へたる者なれば」
明暗(1916)〈夏目漱石三五「少しも取り繕はない至純(シジュン)至精感情が」

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