至純(読み)シジュン

デジタル大辞泉 「至純」の意味・読み・例文・類語

し‐じゅん【至純/至×醇】

[名・形動]まったくまじりけのないこと。この上なく純粋なこと。また、そのさま。「―な(の)愛」
[派生]しじゅんさ[名]
[類語]純粋無垢純正純一純良単純シンプル単一純化プレーンじゅん無雑むざつ真正っ粋生一本生え抜きちゃきちゃき質素簡素つましい地味つづまやかつつましいつつましやか質実清貧素朴純朴朴訥ぼくとつ質朴真率清楚実直実体じってい朴直篤実まじめ生まじめ大まじめ真摯愚直連体修飾語として)純然たる醇乎じゅんこたる

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精選版 日本国語大辞典 「至純」の意味・読み・例文・類語

し‐じゅん【至純・至醇】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) きわめて純粋なこと。まったくまじりけのないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「儒道は固より世界大教の一にして至正至醇の理を具へたる者なれば」(出典:日本道徳論(1887)〈西村茂樹〉三)
    2. 「少しも取り繕はない至純(シジュン)至精感情が」(出典明暗(1916)〈夏目漱石三五)

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普及版 字通 「至純」の読み・字形・画数・意味

【至純】しじゆん

純粋。

字通「至」の項目を見る

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