儒道(読み)ジュドウ

精選版 日本国語大辞典 「儒道」の意味・読み・例文・類語

じゅ‐どう‥ダウ【儒道】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 古くは「じゅとう」 ) 儒教の道。孔子孟子の教え。
    1. [初出の実例]「寺社・禅律の繁昌爰に時を得、顕密・儒道(ジュたう)碩才(せきさい)も皆望みを達せり」(出典太平記(14C後)一)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝注‐昭公二年〕
  3. 儒教と道教。
    1. [初出の実例]「漢土に儒道(シュタウ)二教を弘めしに」(出典:米沢本沙石集(1283)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android